情報で歴史を見る

情報で歴史を見るという面白い本でした。 初めてこの手の本を読み、従って初めてその様な考え方を知ったわけです。 情報は社会を変えるというのはどっかで聴いたことがあるような気もしますが、こんなにしっかりと書いた本は初めてです。 「情報の非対称性」…

誰がビートルズのリンゴをかじったのか

Beatlesの楽曲の著作権話の本である。 お金のことは、ビートルズファンとしては、曲を作った本人たちに当然全ての収益が行くものと考えていたが、そうではなさそうだ。 それと驚いたのは、ポールがイエスタデイを何らかのために使うときは、著作権の保有会社…

安倍政権を笑い倒す

久しぶりに面白い本にであった。 はじめに にこんな言葉が 「『道化』はそのまま笑いに置き換えてもいいと思うが、高橋康也著『道化の文学』(中公新書)によれば、フランスの作家ラブレーはこう喝破しているという。 『全ての道化は戦争を否定する。戦争と…

新・国富論

なんか政治が編である。 何を今更 それはさておき、 いろいろ書いてあるが、グローバル社会となって、経済は99%の人々のもので、労賃は地球規模で安いところに資本は動いていくと言うことか 世界(地球)規模で物事は動くと言うことか 国の富についてだから…

最近小売店がおもしろくない。

最近、電気屋さん、本屋さんに行ってもちっともおもしろくない。 電気屋さんは、いろんな種類のものを売っている大型量販店、でも、この店は何をしたいのかが見えてこない。 とにかく売れればということだろう、そのためには他店より価格は安くする。 きっと…

原発は滅びゆく恐竜である

著者は、水戸巌 1986年末に剱岳で遭難している。 従って、40年ほど前の資料を基にしてできている。 にもかかわらず、2011年3月11日の福島原発事故の分析をしている用であり、非常に感銘を受けた。 興味はあっても、この手の学問が苦手であるのだが親切にわか…

コンピュータが仕事を奪う

なんと過激なタイトルなのだろう! コンピュータが仕事を奪ったら、労働者はどうやって生きていけばいいのだ? と思ってしまうタイトルではありませんか。 読んでいけばまともなことを書いていると思いますが、簡単に言えばコンピュータの得意とする分野はコ…

住宅ローンについて

住宅ローンは、人生にとって最も大変な決断を伴うものだ。 もちろん、預金で住宅を購入できればそれに越したことはない。 しかし、現実問題としてほとんどのサラリーマンはそれは不可能だろうと思う。 もちろん物件の価格もありすべてが無理ではないだろうが…

書店風雲録

何ヶ月か前、同じ作者:田口久美子の「書店繁盛記」がおもしろかったのでこの「書店風雲録を読んで見ました。 あまり本は読まない方だと思いますが、本屋さんは好きです。 前回も思ったのですが、本屋の店員は本当日本が好きでなければつとまらないと読んで…

風評被害

マスコミで「美味しんぼ」がだいぶ騒がれている。 以前はかなりまじめに読んでいたのだが最近はあまり読まなくなっていた。 ニュースで福島県知事が風評被害とかで抗議をしたというので本屋さんに言ったら1冊だけ残っていたので買ってきた。 読んでみて当た…

書店員のつぶやき

図書館で「書店繁盛記」を見つけて借りてきた。 この辞典でこの本を読む資格がないのかもしれない。 書店で本を購入して、この本に出てくる書店員の皆さんの給料になってくれればいいのですが・・・・・・・ それにしても、書店の顔はここに出てくる書店員が…

「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)

作者の近藤誠さん。 我が家には、「患者よ、がんと闘うな」の初版本がある。 これは健康保険組合から頂いたもので、読もうと思って、いつも本棚の見えるところにおいているのだが未だに数ページ読んだきりである。 読んでいないのに、いつも気にしているとい…

古本屋さんでの本の購入

先日、放送大学の帰り学生街を通って帰ってくる途中、古本屋さんの前を通ると文庫本が100円で売っていた。 小説のたぐいは、何を読みたいとかというのは無いのでとりあえず何かないかと言う事で探したら、五木寛之の「こころ・と・からだ」と言う本があった…

島田荘司の「サテンのマーメイド」

久しぶりに本を読んだ、 ここ何ヶ月か小説のたぐいは読んでいない。 どのような小説を読んだら良いのか皆目見当がつかないので、仕事で知り合った読書好きの方から、私が読んだらおもしろいと思う作家の名前を書いていただいたメモを持って、ブック・オフへ行…

日本のニュース報道

日本以外の国に住んだこともなく、日本の報道についの善し悪しはわからないが。 いつも思っていた、どこかで小耳に挟んだり、ネットで大変なことが起こっているようだと思ってニュースを見ると、まるで関係ないようなニュースがトップから流れている。 大き…

小暮写眞館

読んでみようと考え、図書館に予約をして借りてみたなら、ページ数7413頁。 これでは、本を読むことが基本的に好きでないものには読む前にくじけます。 ということで、数頁ずつぶらぶらと読んでいました。 図書館からの借り入れは2週間常識的に考えてよほど…

[色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」読破

久しぶりに、小説を読んだ感じがする。 しかも二日間で読み終えた。 今回も音楽が、小説の中に出てくる。 リストの『巡礼の年=ル・マル・デュ・ペイ』『ジュネーブの鐘』という曲だがどちらも知らない。 このCDを聞いてみたい。 いつも思うのだが、本の解説や、音…

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

発売日4月12日 この日、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の予約を図書館にした。 当日は、ニュースでこの本の発売日で書店は久しぶりに活況を呈している。 しかも開店時間を早めているという、まるでウインドウズの発売か、人気ゲームソフトの…

ウイルスソフォト変えて

今までのウイルスバスターからマカフィーのソフトに変えてみましたが快適に動いています。 ウイルスバスターがクラウドと言うことでしたので、パソコンが重くなるのか心配でしたが、その心配もなさそうです。 マカフィー アンチウイルス プラス 2013 1台用出…

なんらかの事情

「なんらかの事情」何とか読み終えた。 ラジオで聴いて、何となくおもしろそうかなと思い読んでみたのだが、どうも自分には合わないようだ。 しかし、さして苦もなく最後まで読み終えたと言うことを考えるとまあまあの本だったのだろう。 あとがき、を読むと…