誰がビートルズのリンゴをかじったのか

Beatlesの楽曲の著作権話の本である。

お金のことは、ビートルズファンとしては、曲を作った本人たちに当然全ての収益が行くものと考えていたが、そうではなさそうだ。

それと驚いたのは、ポールがイエスタデイを何らかのために使うときは、著作権の保有会社に了解を取らないと使えないと言うことも書いてあった。

そんなこんなが書いてある。

300ページ強の本を読むのは大変だが、中に出てくる楽曲はほぼ知っている曲なので内容を理解できなくとも最後まで読めたのだと思う。

あまりよく知らない、マイケルジャクソンもこのビートルズの楽曲の保有会社を勝ったので社長として出てきた入りする。

 

うまくはいえないが、以下のようなことなのだろう。

 「はっきり言ってしまえば、この世界最高のポップ・ソング・コレクションは損得勘定にしか目のない実業家や企業によって、過去四十年にわたって牛耳られ、売り飛ばされてきた。それは不快ながらもいかんともしがたい事実だ。ビートルズが創造と自己認識において新たな高みを予言し実際にもたらした、十年という期間に作り出した楽曲から、実業家や企業は例外なくたっぶり儲けを絞り出したのである。
 それと同時にビートルズ自身もまた、アドヴアイスが悪かったのか小さい印刷文字を読む気がなかったせいで自分たちの作品を保有できなかったものの、.唯一無二の絶大な才能からの実りを享受し続けた。」

ノーザン・ソングス 誰がビートルズの林檎をかじったのか

ノーザン・ソングス 誰がビートルズの林檎をかじったのか

  • 作者: ブライアン・サウソール,ルパート・ペリー,上西園誠
  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック
  • 発売日: 2010/03/29
  • メディア: 単行本
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